なんでシールドケーブル?その1
- タケダ
- 2016年5月10日
- 読了時間: 3分
何故、「こまほケーブル」を立ち上げたのかをお話させて頂きたいと思います。
そもそも、数年前まではそこまでシールドケーブルに拘っておりませんでした。
正直、好きなアーティストさんが使用しているモノを使っておけば間違いないだろう!
位の気持ちでいたのが本音です。
では、世の中に無数にあるケーブルメーカーさんの製品を使わないでブランドを立ち上げ、
販売まで行っているのかと言いますと・・・
市販品で満足出来なくなってしまったから
です。
そして、通常の市販品で満足できなくしてしまった製品が実はありまして。
90年代にミュージシャンの間でも爆発的に人気があったブランドさんが作成している
シールドケーブルを使ったのがキッカケです…そのブランドは…
「Pete Cornish」
ご存知ですかね?
最近、人気のあるFree The Toneの林代表が働いていらっしゃったことでも
有名ですかね?
偶々、Pete Cornishのシールドケーブルを譲って頂く機会があり、何の期待もなしに
使ってみてぶっ飛んだのがキッカケです。
これを使用したせいもあり、他の市販品では満足できない体になりました(笑)
もうね、ギターからエフェクトまでのシールドケーブルを取り替えて違いがすぐにわかりました。
一緒にスタジオにいた仲間も振り返る位違いましたからね(笑)
そこからタケダのシールドケーブル作成地獄が始まるわけですねー。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Pete Cornishのシールドケーブルって高かったんですよ。
当時、3mで30000~とかしたかと記憶しております。
(今は値下がりして5mで12000~13000円位?)
そのシールドケーブルのサウンドの秘密をどうしても知りたくて、ネットを駆使して情報を集めたり
海外サイトを検索してどんな構造なのか、どんな素材・Plug・ハンダを使用しているのかなど
情報を読みまくりました。
一通り調べ尽くしてみて、ほぼ同じ仕様で作成されている方もいらっしゃったのですが
やはり同じサウンドにはならないとの記事が圧倒的でした。
何でだろう?
秘密は何だろう?
どうしても気になりまして…そのお高いシールドケーブルを分解してみました(;^ω^)
周りからはチャレンジャー過ぎる!って言われましたよ(笑)
でも、どうしても気になってしまって…。
で、結果的には…まぁ、それとなく秘密は理解できました。
それとなくは(笑)
何で、それとなくなのかと言うと、使用しているパーツはそこまで特殊なものでもなかった
というのが正直な感想です。
(実際には、日本では手に入れにくいパーツもあったのですが)
じゃあ、同じ感じで自作してみよう!!って安易に考えてしまったんですねー。
続く…
